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ウイーン&ブダペスト 1

行ってきました、ウイーン&ブダペスト
11月頭だというのにめちゃ暖かくて、ロングコートがいらないくらい。
ウイーンなんかほとんど毎日青空が見えておりました。
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何しに行ったかというとエリザベートというミュージカルを見に行ったのです。
こっから先はミュージカル関係に興味のある方だけどうぞ。




ちょっと前にも行ったんですが、来年からアンディア・ウイーン劇場(モーツアルトの魔笛の初演が行われた由緒ある劇場)ではミュージカルはやらないってことに決まったと聞き、ってことは、アンディア・ウイーン劇場の演出で見れるエリザベートは、この12月4日で最後じゃない!これは見に行かねば!ってことで、Yさんと無理やり行ってきたわけです。
ダンナのマイレージ使って。w
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ウイーン5泊でミュージカルを見れるのは4回。
3回がエリザベートで1回はロミオ&ジュリエット
いつもチケット手配ありがとうございます、Yさん。<(_ _)>

頭2回のエリザで、エリザはmayaさんだったものの、トートはセカンドのsteven・・・
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↑mayaさん&スティーブン

これがもう可もなく不可もなく、突っ込みどころすらないつまんないトートでございました。
高音が全然出ない、っつーか出そうともしない。
なもんで、「最後のダンス」のラストでも歌い上げもしなければシャウトもしない。
「あ・・・終わり?」みたいな、全然盛り上がらん「Der letze Tanz」でございました。
その上、ルドルフが・・・・・キューピー・・・・OπL
去年のセカンドだかサードだかのルドルフだったらしいんですが、イエスパー抜けルーカスもロミジュリに行き、このFRITZしか残らんかったらしいのです。
(私は、幸い去年は当たらなかった。)
天パーで小太りなルドルフなんて、イ・ヤ・だあああああああああ(T_T)
おかげで、一番の楽しみである「闇広(のチュウ)」が、まったくつまらん!!
本当につまらん。(ーー;)
まあ、mayaさんに集中できてよかったと思おう。w

シベリアンハスキー似のmayaさんの後半の絶望感は、ますます素晴らしくなってる。
で、ルドルフが死んで、喪服になる頃からもうものすごくキレイ。
私ははっきりいって、mayaさんは白のエリザドレスより黒の喪服の方がキレイだと思う。w
品があって強さがあって、押し付けがましい芝居をするわけではないのに気持ちがどんどん伝わってくる。
2回見れて、満足でございました。
ぶらぼー。(*^。^*)
あ、ルキーニは初日のみファーストのSerkan。
Serkanも余裕のルキーニでした。
彼の軽いんだけどきっちり仕事する芝居は好き。
それに引き換え、セカンドルキーニのBJORN君。
キッチュで先走っちゃって、最後2小節くらい歌の方が早かった。w

最後3日目にして、やっとMateトート登場。やたー!!
Mateの「Der letze Tanz」を聞けずにラストエリザになったらどうしよう・・・
何しにウイーンまで来たんや!!と2日間やさぐれていた私とYさん。
入場するなり二人で登板表にかけより、ニッコリ(*^。^*)
はっきり言って、2日目もスティーブンやった時は、もうなんだか虚脱状態で、
ホテルへの帰り道「3日目もMateじゃなかったら、暴れてやるーーー!」と叫ぶ俺様でございました。うははは。

Mateには会えたものの、残念ながらエリザがmayaさんじゃなく、セカンドのNadineさん・・・
かわいいし歌もウマイんだけど、ちょっとふっくら。w
やっぱりmayaさんの迫力にはまだまだ及ばないって感じです。
でも、この方のwindisch嬢はいいです。
精神病院で拘束服を着せられて、皇后に向かっていく迫力が◎
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そしてMate、最初の登場からもうなんかハアハア言ってるんですけど・・・
もちろん息切れしてるわけではなく(笑)
何をそう初っ端から興奮してるねん、あんたは犬かい!!
確かにmayaさんがシベリアンハスキーとしたら、Mateは毛がふさふさの大型犬。
なーんか愛嬌あるんです。
んで、なんちゅーか歯を食いしばったままセリフを言うわけです。
静かに怒りを閉じ込めてる、けどムカ!みたいな。
おお、新しいパターンや。(笑)
闇広でのルドルフの操りっぷりはやっぱりMate先生が最高です。
もう、ブンブン、フガフガ、キューピールドルフを振り回しまくり。
そう、これが見たかったのよーーー!。
ありがとう、満足。(*^。^*)

ウイーンエリザの何が好きって「MILK」と「HASS」
この2つの迫力は、いつみても鳥肌もん。
MILKのカンを舞台叩きつけるる音が、お腹にひびいてきます。
劇場がそんなに大きくなく舞台が近いから、よけい迫力があるのよねー。
もちろんアンサンブルも素晴らしいんですが。
特にMILKのSigiridヘレネ姉さんの迫力にはいつも目を奪われる。(笑)

そして、アンディアウイーン劇場ならではの「回り舞台4分割ギッタンバッコンな悪夢」
エリザは人気演目なので、ウイーンのどこかの劇場できっと再演はされると思うのですがこの演出を見れるのは最後かも・・・と、
しっかりと目と心に焼き付けて私の2005エリザベートは終わったのでした。
by sharahouse | 2005-12-01 23:46 | ミュージカル ウイーン&ブダ
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