<< Passage 53 アガペ・シュプスタンス Aga... >>

レミゼラブル 試写会

「レミゼの試写会がありますからして、一緒に行きましょ!」
と東京でのワールドプレミア取材から戻ったマダムからお誘いを受けて、
「はいはいはいはい!行きます行きます行きます!」
ともろ手をガンガンあげまくって、千手観音状態になったワタクシ。

12月21日が封切りで、
ロウソク付きの前売りも買ったけど、
年末の忙しい時に行けないよなあ.....
e0078338_1942376.jpg


と思っていたので、封切り前に見れるなんて
とおおおってもうれしい!
マダム、感謝!!(^O^)/

オープニングの「ジャッジャーン♪ジャンジャジャーン♪」とともに、
気が付けば、やっぱり、ぼーぼー、ぐへぐへ、えぐえぐ、泣いとりました。

ただ正直、まだ自分の中で消化できてない感が強い。
最低あと2回は見ないと全貌がわからん気がする。

舞台版レミゼには思い入れがあるだけに、
勢いじゃなくもう1回見てから書きたい。
とも思うけど、私のことですけん、
そんなこと言ってると絶対書かない、
のでとっとと書く。w




舞台では表現されていないパリの街の汚なさ、
底辺の市民がどんだけ貧しかったかがリアルにせまってくる。

おおおおおっ!!と思ってるうちに、
ファンテーヌが!ぎゃあ!痛い!

隊長!そ、そんなシーンまで見せるでありますか!
思わず目を伏せ隣のマダムを見たら...
くいいるようにガン見してるし。
サスガや。

e0078338_20483879.jpg


ABCカフェの細部はあーなってるのか!
バルジャンとコゼの家はこうなってるのか!
ジャベはそんなとっから落ちたのか!
砦ちっちゃーい!
下水道汚い!
そんなとこに落ちたら、死にかけのマリウス絶対破傷風で死ぬ!

みたいなところに神経が行ってしまって、
ほとんど「レミゼ細部確認検証作業」に、必死のパッチ!
集中しすぎてだんだん疲れてきた、はあはあ。w

芝居は見なきゃいけない、
歌は聞かなきゃいけない、
セット&背景は目を皿のようにして見なきゃいけない、
日本語歌詞とは異なる翻訳を「あ、こここんな訳に!」
と思いながら読まなきゃいけないで、
忙しくって忙しくって、見きれてない感満載ですねん。

整理しきれてない中で言えることは、
監督は、コゼットのアマンダちゃんのことホンっっっっトに好きよね!(爆)
この写真も一番前に、はめ込んでるし!

e0078338_20491859.jpg


コゼットをいかに可愛くきれいに撮るかがテーマだったんじゃないかと思うくらい。
それに引き換え、舞台ではファンテーヌの次にメインポジションのはずのエポニーヌの扱いが……

最後のあのシーンにも出してもらってなかったし。
監督、めっちゃ贔屓してるわ~。w

砦のリーダー、アンジョルラスも舞台では、
かなりの重要ポジションなんだけど、スルー気味です。
アンジョファンとしては、そこんとこちょっと不満。
もっとかっこよく見せて欲しいデス、監督!!ぶうぶう。

でも最後のシーンは素晴らしかった!
「そんなとこでかい!」と突っ込んでしまうのは、舞台ファンのサガですが
あのシーンがあれば、まあ許したります。(誰に向けてや)

アンジョに比べてマリウスが、かなりクローズアップ。
コゼをメインキャラにしたから?

マリウスって、私の中では能天気キャラというか、
「僕はマリウス♪ アンポンタン♪」なわけです。

革命だ!命をかける!言いながら、
決行の直前に一目惚れしてポーっとなってるヤツですよ!

知らなかったとはいえ、命の恩人で、愛するコゼットの父ちゃんに、
前科持ちだと告白されて、一人旅立つのを簡単に許しちゃうヤツでっせ!!

まあそういうキャラやからアンジョはじめ、仲間に愛されるわけですけど。

でも、今回のマリウス役のエディ・レッドメインは、
あんまりアンポンタン感はなし。
ないと逆にちょっと寂しい。(笑)

イートン高→ケンブリッジ卒だけあって、知的で歌もウマイし、
砦はマリウス萌えで見てました。

e0078338_20505695.jpg


ファンティーヌのアンハサちゃんは、よかったー。
ほんとにキレイだった。

汚れれば汚れるほど、美しくなっていく。
みじめになればなるほど、品が出てくる。
どんどん透明感が出てくるのが、ゾクゾクする!
たまらんなあ。

彼女の「ドリーム オブ ドリーム」は、スゴかです魂で歌ってます。


バルジャンのヒュー・ジャックマンは、
私にとって「X-メン」じゃなくて「ボーイ フロム オズ」の人なんですけど、
芝居はやっぱウマイですわー。
コゼットへの愛があふれてました。
で、やっぱどっちかというと歌より芝居の人。

しかし、この人は「男」やねえ。
こんな枯れてないバルジャンってあり?
コゼをマリウスに引き渡す時も、まだまだ現役の男やったよね。
それが、あの死ぬ直前のやつれっぷり!年とりっぷり!
見事でございました。
ははあ!ひれふします。


で、ジャベールのラッセル・クロウ、さすがの存在感なんだけど、
うーんうーん、歌になると声出てないよ。(笑)
ま、それはええ。
これは映画や、舞台とちゃう。

芝居はうまいのよ。
ガブに勲章つけるシーンとか、新たな解釈もあったりして。
ただ、うーん、このジャベは最初から「許す目」をしちゃってる気がするのね。
なので、バルジャンと対立しにくいのよ。
だから、自殺への動機もなんか弱くて。

ちょっとくたびれた中間管理職っぽいジャベです。
衣装は一番豪華だけど。w

でまた、ヒューバルジャンが現役感満載でギラギラとパワフルなだけに、
ラッセルジャベの枯れっぷりが!w


ほんでもって、元祖バルジャンのコルム・ウイルキンソン様が
出てることすら知らなくて、最後の字幕見て、
「コルム様、どこに出てたんですか?」と聞いたら
「えええええ、わかってなかったん!!!信じられへん!!」
とマダムに驚愕されました。
すんまそん。

だって、コルム様はもっとちっちゃいおじさんのイメージしかなくて。
あんななってるとは!

ってな具合で、見れば見るほど、書きたいことが山のように出てくる。
見倒すとたぶん「レミゼあるある」が作れるな。

舞台ファンの皆様、映画見る前に目薬さして、
スミからスミまでチェックよろしくお願いします。

ほんで、「あそこがあーやった、どこそこがあーなってた」話をする会を、
夜を徹して行いたいと思います。(^.^)

ぶっちゃけ、舞台版と歌は比べちゃイカンです。
映画版は、ささやくようだったり、テンポを変えたりして、
かなりセリフ的に歌ってるので、
その「声でドッキューンと胸を貫かれて
イスの背もたれに串刺し状態になる」ってのはないです。

でも、芝居の凄さおもしろさは、スンゴイです素晴らしいです。

ほんでもって、映画見ると、舞台が見たくて見たくて仕方なくなる。
ロンドン飛んじゃおかしら♪
と思ってしまうのは、プロデューサー マッキントッシュ御大の戦略?w

行けないので、10周年記念コンサートのDVD見ときますわ。

監督!今回のは「バルジャン&マリウス編」ってことで、
次回「ジャベール&アンジョルラス編」お願いいたします!
「テナ&テナ嫁編」も面白そうやけど。w
[PR]
by sharahouse | 2012-12-10 00:31 | 芝居
<< Passage 53 アガペ・シュプスタンス Aga... >>